日本のシン富裕層　なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか

この本を買った理由

なぜ彼らは一代で巨万の地味を築けたのかと言うサブタイトルに心を鷲掴みされ、購入を決意。僕は、金持ち（富裕層）になって、その時の気持ち、余裕さ、自由さ、苦労、悩みを経験して見たいと思っています。

この本から学べる事

タイプ別の富裕層について知る事ができる。富裕層は主に5つに分類できる（①〜④までが今増えてきているシン富裕層。⑤が従来の富裕層）ので、富裕層になるためにタイプ別の良し悪しを知る事ができ、自分の長所を伸ばすにはどうしたら良いかが見えてくる。

①ビジネスオーナー型

②資本投資型

③ネット情報ビジネス型

④暗号資産ドリーム型

⑤相続型

①ビジネスオーナー型

シン富裕層の中ではやや古いタイプ。自分の実力で企業を経営し、ロジック（理論）好きであり、目に見える物が好きで不動産投資をする人が多い。自分自身は、あまり目立ちたくないタイプが多いが、仕事が趣味で、好きで働いているので、「お金持ちになりたい」と言うモチベーションよりは、面白い！その仕事をやりたいと思い行動しているので、その結果お金がついてきて、富裕層になっている。

僕に持っていないものを持っているタイプだし、華やかな世界というイメージがあるので僕的には、羨ましくもあり、素敵に見える。

②資本投資型

開業医や一流企業のサラリーマンなどが世間一般の平均よりも高い給料を元手に、株式や不動産、最近だと暗号資産で資産を増やしていく親が投資家のタイプも多いイメージ。

今まさに、僕は資本投資で資産を築こうとしています。ただ、僕は高級取りのサラリーマンでも開業医でもなく25年間ガソリンスタンドで働いている高卒の一般人。小さな子供の頃から母子家庭で育ち、父親は証券会社で働いていましたが、40年前に亡くなっているので父親の記憶はほとんどないです。株式投資を始めて、同じステージに立っていると思うとなんだか嬉しく思います。なので、このタイプでのし上がろうと決めています。

③ネット情報ビジネス型

インターネットを活用し、株式投資や情報商材・動画配信などの新しい分野にいち早く飛び込み稼いできたファーストペンギンタイプ。決断が早く、情報入手にお金をしっかりかける。フットワークが軽いイメージ。

僕は、YouTubeとブログに挑戦中ですが、まぁ動画、記事をアップしても華麗なるスルー状態。記憶の定着として行っている部分もありますが、どうせなら稼ぎたいのが本音。ここで、同じ悩みを持っている方も多いと思いますが、アフェリエイトの稼ぎ方のノウハウとか、YouTubeの登録者数の増やし方教えます等の情報商材をうまく商品化した人が富裕層になっています。ゴールドラッシュ時の金を堀に行く人に、ジーパン・ツルハシを売る感じですよね。

④暗号資産ドリーム型

暗号資産で数億から数百億規模の巨額の資産を手にした人々。ボラティリティーが非常に激しい暗号資産でも一切売却する事なく、持ち続ける事のできる忍耐力のあるタイプ。はっきり言って、メンタル化け物タイプ。

面白いのが、資産はあるのに現金が無いって人が結構多いらしく、理由として日本では、売却益には雑所得の税金がかかり、最大で半分ほど払うことになります。例えば、値上がり益1000億以上のリップルを現金化しようと思うと、雑所得としておおよそ500億の税金がかかります。凡人からしてみれば、差し引き500億も残るなら十分だろうと思うわけですが、いざ利確をするとなると、500億円を失うって思ってしまい利確が出来ない状態になってしまうみたいです。スケールがデカすぎますが・・・。実際に、ビットコインで3億の評価額になっているのに現金が無く、生活に困窮していると言う不思議な状況に陥っている人がちらほらいるみたいです。

⑤相続型

文字そのままで、親などの親族から土地・不動産・金融資産などを受け継いだので、守りに入りがち。受け継いだ資産を元手にビジネスを成功させて①のビジネスオーナー型になるケースもありますが、受け継いだ時以上には増やせない人の方が多い。突然、巨額の遺産を手にして人生を狂わせてしまう人もいるみたいです。器の大きさ、そして日々の勉強が大切って事ですよね。ただ、一言。でも、羨ましい。

こんな感じの5タイプですが、全体的にシン富裕層は、物欲がなく小綺麗にはしているものの、服装には無頓着というタイプが多いようです。暮らしぶりは、シンプルというよりは地味であり、一見するとリッチに見えないどころか普通の大学生のような印象を受け、街中で見かけても富裕層オーラは分からないといった感じみたいです。ただ、物にはお金を使わない代わりに、自分にとって価値がある必要であると思った時には、とめどなくお金を使う傾向があるので、僕からみればメリハリのついた素敵なお金の使い方だなぁと思いました。僕にはまだ辿り着けていない風景ですが、シン富裕層の人たちは、ずっと成功し続けている幸運な人たちではなく、失敗や大変なことを人一倍経験してきているんだなと思いました。成功するためにリスクを取って、のしあがった結果が富裕層なんですよね。とてもいい勉強になりました。富裕層に興味のある方はぜひ本書を読んでみてください。