行動経済学が最強の学問である

本の紹介

この本を買った理由

人間が無意識にとってしまう行動に興味があり、行動経済学を理解できれば株式投資にプラスに働くのではないかと思ったので。

この本から学べる

行動経済学を一言でまとめると、人間の「非合理な意思決定のメカニズム」を解明する学問です。奥の深い学問ですが本書の中から3つ紹介します。

・人は状況に決定させられている

・感情が「お金の使い方」に影響を与える(幸せをお金で買う方法)

・「不確実性」が人の判断に影響を与える。先が読めないが最強のストレス

人は状況に決定させられている

人間は「自分で主体的に意思決定している」と思いたがりますが、実は、周りの状況に「決定させられている」場合が多い。物や人の位置や順番など、まさか関係ないだろうと思っている事が、人間の判断に大きく影響を与えています。状況には「情報量」も含まれていて、選択肢の多さも人の判断に影響してしまうんです。これには「プライミング効果」「おとり効果」など、人を動かす事のできる理論が多数あります。面白いので是非、本書を読んでみてください。

感情が「お金の使い方」に影響を与える(幸せをお金で買う方法)

良くも悪くも、アフェクト(感情)によって人間は「非合理的なお金の使い方」をしてしまいますが、お金を使う事で、アフェクトが整うという側面もあるのがとても面白い、人間の非合理部分です。そのアフェクトが整う(幸せをお金で買う)使い方とは、

1:経験を買う 2:稀なご褒美にする 3:時間を買う 4:先払いする 5:人に投資する

この5つだと言っています。僕の経験になりますが、確かに寄付など人の為にお金を使った時は、満足感・幸福感が長い時間続いたし、経験に使った時は、物を買った時よりも大きな満足感を得たような感じがしました。これがアフェクトが整うって事なんですね。

「不確実性」が人の判断に影響を与える。先が読めないが最強のストレス

人間の生活の中で「絶対確実」ってのは、ほぼゼロですよね。ただ、厄介なことに自分でコントロール出来ない「不確実性」ってのは、ネガティブな感情を生み出し、そのアフェクトが非合理な意思決定に影響を与えています。

って事は、株式投資で考えてみると、株式が暴落して先が見えない時に投げ売りしてしまう。結果、その時が底だった。とか、株が急上昇しているのでもっと行くだろうと思い、慌てて手を出すと高値づかみだったなんてことがよく起こるのは、先が見えない事によるストレス影響で、非合理な意思決定をしてしまっているからなんですね。いい勉強になりました。この書籍には、人間がどう動くのか、動かされているのかを教えてくれます。すごく面白かったので、行動経済学に興味がある方はぜひ読んでみてください。

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