チャールズ・エリスの超長期投資入門

本の紹介


株式投資で大切なことは「どの株が上がるかを」当て続けることではない(一般投資家にはほぼ不可能)。そんな当たり前だけど、つい熱くなって忘れがちな投資の本質を教えてくれるのがチャールズ・エリスの超長期投資入門です。チャールズ・エリスといえば「敗者のゲーム」の著者として知っている方も多いと思います。本書では「敗者のゲーム」の内容とかぶっている部分も多く、「敗者のゲーム」を読んだことがある人は、「おっ、これ知ってるぞ」と感じる部分はかなりあると思います。じゃあ、何が違うのかとざっくり言うと
『敗者のゲーム』:なぜ市場に勝とうとしない方が良いのかを理解する本
『超長期投資入門』:長い人生の中でどう資産を育てていくかを考える本
って感じになっています。ですので本書が伝えるのは、長期・分散・低コストという、いたってシンプルな投資戦略。派手な銘柄選びや短期売買ではなく、時間を味方につけて資産を育てていく考え方が、豊富なデータとともに解説されています。特に面白いのが「市場に勝とうとするより、市場に居続けることのほうが重要」という考え方。新NISAで長期投資を始めた人にも、これから投資を始める人にも、ぜひ一度ほんで欲しい一冊です。

以前、敗者のゲームを読んだ事があり、自分の考え方に強い影響を与えてくれたので。この本を手に取ってパラっと読んだ時、内容は結構一緒だなと思ったが、同時に何が違うのか気になったので。

①株式投資では「時間」を味方につける
・短期的な株価の上下を追いかけるより、長い時間をかけて資産を成長させることが重要。

②分散投資で大きな失敗を避ける
・「当たる銘柄」を探すより、幅広く分散して一つの失敗が資産全体に与える影響を小さくする。

③手数料は小さく見えて、長期では大きな差になる
・運用コストが高ければ、その分だけ複利の力が削られてしまう。なので低コストは超重要。

④市場に勝とうとしすぎない
・ゴリゴリのプロでも市場を継続的に安定して上回ることは至難の業。無理に勝とうとするより、市場そのものの成長に乗るという考え方が大切。

⑤1番の敵は「自分自身」
・まさにこれ。暴落すると怖くなって売り、上昇すると欲が出て買いたくなる。感情に振り回されず、最初に決めた投資方針を長く続けることが資産形成成功のカギ。

「派手なことをするより、正しいことを長く続ける」ってこと。地味なんだけど、長期投資ではこの「地味」がメチャクチャ強いんだよね。

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