人類の「食への欲望」が、健康だけではなく地球環境そのものをむしばんでいるという現実を描いた1冊です。
この本を購入した理由
ちょうど食欲って何なんだろうと思っていて、本屋にフラッと立ち寄った際に（趣味でよく立ち寄る）目に飛び込んできた。「あなたが選んだその一口が私たちの未来を喰い尽くす」帯を見て、読むしかないと思った。
この本から学べる事
・世界中で「食べ過ぎ」「ムダにしすぎ」「作りすぎ」が起きていて地球が限界を迎えている
・「加工食品・肉中心の食生活」は、健康被害だけではなく温室効果ガスや森林破壊の原因にも
・「何を食べるか」という小さな選択が、未来の地球を救う大きなカギになる
現代の食産業は「安く・早く・たくさん」を追求しすぎて、『肥満・糖尿病・栄養不足』が拡大していて、農業や畜産が地球温暖化を加速させているという事実があるのに、食品ロスは全生産量の3分の1以上という現実。すでに、健康的で地球にやさしい食を「選び直す」時代に入っていると痛感しました。この本を読んで、今からでも変えられることを知れたので、ぜひ興味のわいた方は読んでみてください。たかが一口、されど一口です。
独り言
温室効果ガスの排出量No1,2がエネルギー・製造業ってのは分かる気がするけど、農業・畜産がNo3に入っていたとは知らなかった。大量の作物・家畜を生産し続けるって、地球を壊していたんだんね。しかも、それを大量に捨てているなんて・・・。食の「おいしい裏側」を知ることができて本当に良かった。小さな1口かもしれないけど、地球のため、未来のためになれたらなと思ったよ。
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