とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法

本を買った理由

長期投資を行う上で、損はしたくない。そんな強い思いが僕にはあるので、この本のタイトル通り、とびきり良い会社をほどよい価格で買う。そんな事が出来れば、買った後はノンストレスで、自分の好きな事に没頭出来るんじゃないかと考えたからです。

この本から学べること

実際に本を読んでみて一番重要だと思った事は、バリュー投資(とびきり良い会社をほどよい価格で買う)って言う投資戦略で成功するための重要なカギは、株価と企業の価値を正確に見極める事だと思いました。

それにはどうすれば良いのか？この難しそうな問題を解く手助けをしてくれるのが、この本でした。例えば、とびきり良い会社(優良企業)の見つけ方として3つ紹介します。

・その企業は、好景気の時も不景気の時も高い利益率を安定して維持しているか。

・ROIC(投下資本利益率)が高く、固定資産(噛み砕いて言うと、事業を継続する為に設備投資や研究費などにかかる費用)が少なくて済む事業か。

・売上高と利益が年々伸びているか

株式を買う前に、この3つを調べるだけでも優良企業なのかどうかの判断がある程度つくと思います。この本では、これら3つを分かりやすく説明してくれていますし、優良株を適正価格で買うことの大切さをウォルマート(WMT)やコカ・コーラ(KO)を例にだし説明してくれ、どうすれば適正価格(株価)で買うことが出来るのかを教えてくれます。

僕の投資スタイルは長期投資です。株式を購入したら放っておく感じが丁度良いので、この本がとても役に立ちました。何回も読み直して頭に叩き込みたくなる教科書的な本だったので、僕と投資スタイルが似ている方に紹介したいと思える本でした。

短期売買で利益を狙う人には向いていない本だと思いますが、ゆっくりでも確実に金持ちになりたい人は、是非手に取って読んでみてください。