AT&Tの配当は本当に大丈夫?配当性向とフリーキャッシュフローから持続力を考える

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今回の決算で見えてきたのは、老舗通信会社が次の成長に向けて動き始めている姿。スマホ通信に加え、光回線事業が大きく成長。家庭用インターネットの売上高は、前年同期比+23.4%と好調で、通信インフラの強化が着実に進んでいる。一方では、メキシコ事業の売却や光回線事業への大型投資など、経営資源を米国内に集中させる動きが目立っていた。

    
項目 2026年3Q(当期) 前年同期
売上高 323.2億ドル 307.1億ドル
営業利益 41.0億ドル 61.2億ドル
純利益 13.1億ドル 96.8億ドル
希薄化後EPS 0.13ドル 1.29ドル
調整後EPS 0.65ドル 0.54ドル
営業キャッシュフロー 105.2億ドル 101.5億ドル
設備投資 50.6億ドル 48.9億ドル
フリーキャッシュフロー(FCF) 49.5億ドル 48.7億ドル

※純利益・希薄化後EPSは継続事業ベース。FCFは会社公表値。(継続事業デース:売却などによって事業から外れる部分を除き、今後も継続する事業を対象にした数値)

売上高323.2億ドル(前年同期比+5.2%)、営業利益41.0億ドル(前年同期比△33.0%)純利益13.1億ドル(前年同期比△86.5%)、希薄化後EPS0.13ドル(前年同期比△89.8%)、調整後EPS 0.65ドル(前年同期比+20.4%)、AT&Tの中で最も僕が重要視しているFCFは、49.5億ドルと前年同期比で+1.6%の伸びを見せてくれた。

数字から読み取れるポイントとしては、売上高は顧客の増加に伴い、光回線やワイヤレス通信の成長が貢献して、事業規模は着実に拡大している。ただ、営業利益と純利益は大幅に減少した。

この部分については、2026年3Qにメキシコ事業の売却に伴う26億ドルの減損損失と従業員の退職関連費用などが発生したこと、前年同期の2025年3QにはDIREC TVの持分売却益が含まれていたため、両年度とも特殊要因があったので、会計上では見劣りしているが、単純に本業の稼ぐ力は改善してきていると思っている。

AT&Tを保有している理由としては、配当金が目当だって方がほとんどだと思うので、FCFが増加した事については安心材料になったと思う。年間配当1株1.11ドルを維持、もしくは増配していくためにもFCFの成長に注目していきたいと思っている。ちなみに会社は、2026年度のFCFを180億ドル以上と予想しているし、2027年では190億ドル以上、2028年では210億ドル以上と見通しを発表していることも、ホルダーの握力を強めているんじゃないかな。

ここで忘れちゃいけんのが、多額の負債・・・。最大の弱点といっても過言ではない。総有利子負債は1596.3億ドル(前年同期比+14.5%)、現金等を差し引いた純有利子負債は1498.2億ドル(前年同期比+26.1%)と増えちゃっている。負債増加については、EchoStarの周波数資産の取得(買収額226.5億ドル)であって、これから戦っていく上で必要なことだと思っている。が、借金が増えたことは事実なので、今後はFCFで負債を返済できているのか、配当を維持しながら負債を減らせるのか、周波数取得による収益が投資額に見合っているのかを今後も追っていきたいと思う。

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かつて世界の通信を支配した企業は、もう一度主役になれるのか?
この問いを持って読むと、かなり面白いはず!もし読んだ事がある人は、ネタバレ注意で感想をコメントで教えて欲しいな。

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AT&T(T)配当金記録
今回受取配当金 19.60ドル
保有期間中の累計受取配当金 827.61ドル
権利落ち日 2026年10月9日
現地支払日 2026年11月2日
マネックス証券口座入金日 2026年11月4日
配当支払い月 2月・5月・8月・11月
連続増配年数 -年
1株あたりの四半期配当金 0.2775ドル
直近株価 21.61ドル
直近配当利回り 5.13%
前年からの増配率 ±0%
配当性向 48.8%

※株価・配当利回りは2026年11月8日時点。
※権利落ち日・現地支払日・配当性向はマネックス証券の企業分析データを参照。
※受取配当金額は税引後ベース。

月 配当金 受取銘柄(ティッカー)
1月 $35.03 NVDA・DPZ・NKE・WMT・TSM
2月 $51.28 GEV・T・AAPL・PG・AXP
3月 $89.49 SBUX・V・XOM・MCD・XLRE・DPZ・GS
4月 $76.87 VIG・KO・NKE・WMT・NVDA・GEV
5月 $61.01 T・AXP・AAPL・PG・WMT
6月 $110.06 SBUX・V・XOM・MSFT・MCD・XLRE・GS
7月 $54.60 DPZ・NKE・KO・GEV
8月 $72.18 AXP・AAPL・T・PG・SBUX
9月 $97.93 V・WMT・XOM・MSFT・MCD・XLRE・GS・DPZ
10月 $65.29 NKE・KO
11月 $19.60 T
合計 $733.34 2026年累計

※受取配当金は税引後ベース

年度別 保有銘柄からの累計受取配当金額

独り言

通信の老舗3社がタッグを組んで衛星通信を活用して、通信圏外を減らすための共同事業を立ち上げたみたい。そして外せないのがスペースXの存在。通信業界の競争軸が変わり始めているんだね。覇権争い、キライじゃない。

FIREするための目標資産達成率 9.28%

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